学校法人 愛知大学様

プロジェクター・ディスプレイ・HDインテグレーテッドカメラ
国際的な学びの場に主体的な学びを促進するAVシステムを導入 。

愛知大学様は、「知を愛し、世界へ。」をスローガンに、国際社会・地域社会に働きかけ、世界文化と平和へ貢献する「国際的教養と視野をもった人材の育成」に取り組まれ、昨年創立70周年を迎えた歴史ある文系総合大学。さらなる学びの広がりを目指し、グローバルな都市型キャンパスとして2012年に新設されたのが名古屋キャンパスです。2017年、同キャンパスの第2期工事にあわせ、パナソニックのAVシステムを導入されました。

写真:名古屋キャンパス外観
名古屋キャンパス外観
写真:開放感のある都市型キャンパス
開放感のある都市型キャンパス。
写真:新幹線を臨むグローバルコンベンションホール
新幹線を臨むグローバルコンベンションホール。

ご導入の経緯

この度新設された名古屋キャンパスは、大学5学部・大学院5研究科・5国際系研究機関が属する同大学最大の学習拠点です。キャンパスが位置するささしまライブ24地区は、中部地区のターミナルである名古屋駅に程近く、名古屋市が「国際歓迎・交流拠点」と位置づけ開発を進める国際感覚あふれるまち。この立地を活かし、グローバル人材としての総合力を身につける場として設計された新キャンパスは、国際会議や学会も想定された「グローバルコンベンションホール」、学生のグループ学習・発表を支援する「ラーニングコモンズ」、国際交流を実現する「グローバルラウンジ」など、学生の主体的な学びを促進する設備が随所に配置されています。

「メディアの活用や、学生主導の学びの重要性が高まっている昨今、この新キャンパスでは、AV設備をより積極的に導入したいと考えていました」とお話いただいたのは、情報システム課の三浦文博様・石原有希子様。「パナソニックの採用の決め手となったのは、これまでの他のキャンパスでの活用実績と、商品面・サポート面で信頼性の高さです。機器選定にあたっては様々なモデルを確認し、最も新キャンパスでの活用用途に適する機器を選択することができました」。


システムの紹介

●グローバルコンベンションホール

600名を収容する大ホールは、4ヶ国語の同時通訳ブースを備え、大学行事のほか、講演会、キャリアイベント、学会開催、国際会議など、多様な目的で利用されます。

国際社会に開かれたホールにふさわしい高品位な映像を

さまざまなイベントで活用されるホールには、3機の高輝度プロジェクターを採用。高品位な映像を、壇上の240インチスクリーンや2箇所のサブスクリーンへ映し出します。
ホール内3箇所に設置されたHDインテグレーテッドカメラは、登壇者や壇上の大型ホワイトボードを撮影。カメラにはあらかじめよく使われるポジションがプリセットされており、ワンタッチでスムーズな場面切替が可能です。映像は、イベントの記録として収録されるほか、テレビ会議システムを介して他教室へのリアルタイムの配信も可能。ホールの収容人数を超えた場合などに活用されています。

 

 

 

写真:グローバルコンベンションホール

メンテナンスや省エネ性能も考慮

レーザープロジェクターを採用したことで、メンテナンス性も大きく向上したといいます。「従来のプロジェクターでは、およそ2年に1度の頻度でランプを交換していましたが、高い天井に設置されたプロジェクターにおいては、ランプ交換などのメンテナンス作業も一苦労。レーザー式プロジェクターはランプ交換が不要で、メンテナンスのコストが低く抑えられます。また、ツインランプシステムで、万が一、1灯がランプ切れの際にもバックアップができるので、重要な会議が開催されるホールでも安心です」。

写真:メイン映像送出にはPT-DZ21K2Jをご採用
メイン映像送出にはPT-DZ21K2Jをご採用。
写真:ホール後方に設置されたプロジェクターとカメラ
ホール後方に設置されたプロジェクターとカメラ。
写真:240インチの大型スクリーンとサブスクリーンへ投影
240インチの大型スクリーンとサブスクリーンへ投影。
写真:シンプルなフォルムで木目調の空間にも溶け込むAW-HE70HW9
シンプルなフォルムで木目調の空間にも溶け込むAW-HE70HW9。
写真:AV設備室に置かれたDMR-T4000R。イベント内容の収録が可能
AV設備室に置かれたDMR-T4000R。イベント内容の収録が可能。
写真:コントロールは壇上と制御室から可能
コントロールは壇上と制御室から可能。

●講義室

30人程度のセミナールームから600人規模の大講義室まで、ICT環境に配慮されたさまざまな教室を配置、その全教室にプロジェクター・ディスプレイを完備しています。

学生主体の学びにAVシステムを活用

各講義室にはプロジェクターやディスプレイが設置され、資料の投影のほか、カメラで撮影された講義の様子なども映し出されます。これにより、広い講義室においても、すべての受講者に鮮明な映像を届け、ライブ感あふれる授業展開が可能になりました。また、授業で使用された資料とカメラ映像は、学内のラーニングマネジメントシステムにて共有され、授業時間後の復習などに、フレキシブルに活用できるようになっています。「数年前に比べ、講義における映像素材やパワーポイント資料などの電子教材の活用が圧倒的に増えているのにくわえ、アクティブラーニングを推進する中、学生による発表や学生同士の議論の場面も増えており、AVシステムは学生主体の学習において重要な役割を担っています」。

起動の早さとシンプルな操作でサービスを向上

初めてレーザー方式のプロジェクターを試された際、その起動・シャットダウンの早さに非常に驚かれたといいます。「従来のプロジェクターでは、起動などに時間がかかり、授業が中断してしまうこともありました。そうした心配がなく安心して授業が進められます」。また、すべてのAV機器は1つのタッチパネル式コントローラーで操作が可能です。「シンプルで直感的なインターフェースで、機器操作に不慣れな人でも容易に操作できます。教員だけでなく学生も多く活用しますが、これまで操作についての質問はほとんど受けたことがなく、AV機器の活用をサポートする職員の負担も軽減されています」。

写真:レーザー方式のPT-RZ570JWをご採用
レーザー方式のPT-RZ570JWをご採用。
写真:中講義室(202名収容)には計5面のスクリーンとサブディスプレイ
中講義室(202名収容)には計5面のスクリーンとサブディスプレイ。
写真:AW-HE70HW9で臨場感あふれるフルHD映像を収録
AW-HE70HW9で臨場感あふれるフルHD映像を収録。
写真:コンパクトで講義室でも圧迫感のないAW-HE70HW9
コンパクトで講義室でも圧迫感のないAW-HE70HW9。
写真:システムが一括で操作できるタッチパネルシステム
システムが一括で操作できるタッチパネルシステム。
写真:講義室(81名収容)はプロジェクターのみでの運用
講義室(81名収容)はプロジェクターのみでの運用。

主な納入機器 ソリューション

  • 3チップDLP方式プロジェクター PT-DZ21K2J×1台
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  • 1チップDLP方式プロジェクター PT- RZ770JB×2台
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  • 1チップDLP方式プロジェクター PT-RZ570JW×8台
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  • 65V型フルハイビジョン液晶ディスプレイ TH-65LFE8J×1台
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  • 48V型フルハイビジョン液晶ディスプレイ TH-48LFE8J××32台
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  • HDインテグレーテッドカメラ AW-HE70HW9×9台
  • デジタル入力ブルーレイレコーダー DMR-T4000R-K×1台
  • ブルーレイディスクプレーヤー DMP-BD88-K×35台