飯塚病院様

ドクターカー位置情報管理システム
ドクターカーの動きをリアルタイムで把握し動態管理を実現。文字&画像の送信により救急活動の向上を実現。

ドクターカーの位置情報をリアルタイムにキャッチ。
堅牢性と携行性に優れた『FZ-M1』が変える救急医療最前線。

傷病者の状態に応じて、病院への搬送を待つことなく、より早い時点で救命治療を開始するため、救急現場や搬送途中のドッキングポイントまで医師や看護師を搬送するドクターカー。飯塚病院救命救急センター様では、センターと出動後のドクターカーの間で位置情報を共有するために、タブレット端末TOUGHPAD FZ-M1とノートパソコンLet's note CF-RZ4を導入。位置情報をリアルタイムで把握できるドクターカーの動態管理により、ドクターカーの効率的な運用を実現するとともに、メッセージや静止画像の送信機能を活用して救急活動の向上に取り組んでいます。

飯塚病院
救命救急センター
Er-Aideマネージャー兼経営管理 総務課長代理
都留 和宏 様
ドクターカーにて携行中のTOUGHPADに内蔵されたGPSが現在地を取得。
救命救急センターのLet's noteで、ドクターカーの現在地をリアルタイムにモニタリング。

導入の背景

飯塚病院は、筑豊エリア内では第三次救急医療を受けられる唯一の救命救急センターとして、4つの消防本部から傷病者を受け入れています。その受け入れ体制を強化すべく2012年にドクターカーを導入しましたが、1日に複数件の出動要請が各消防本部から個別に出されるため、効率的な運用を目指すには、リアルタイムに位置情報をキャッチして動態管理を実現することと、迅速かつ確実に情報交換できることが求められていました。
そこで、ドクターカー位置情報管理システムの導入を検討しましたが、問題は端末。救急医療の現場で用いるものなので、壊れにくく安心して使えることは大前提です。また、天候など関係なく出動するので、雨を気にせず携行できなければなりません。TOUGHPAD FZ-M1なら、そうした堅牢性や防滴性能にまったく不安要素がなかったので、「これなら」と安心して採用を決めました。オプションでショルダーケースが付けられることも、高い携行性を約束してくれるため高評価でした。


導入のポイント

  • 救急医療の現場で安心して使える頑丈設計。
  • 雨を気にせず現場に携行できる防滴性能。
  • ショルダーケースによる高い携行性。

導入のメリット

  1. ドクターカーの動きをリアルタイムで把握し動態管理を実現。
  2. 文字&画像の送信により救急活動の向上を実現。
  3. 簡単記録機能により業務効率化に貢献。

ドクターカーの出動要請は1日に平均3~4件で、多い日は7件受けたこともあります。これまでは、それら出動先などの情報をすべて紙で残して把握していましたが、いざ現場に出てしまうと、たとえば渋滞に巻き込まれて帰院が遅くなるなどの情報がつかめなかったため、出動中に、別の消防本部から出動要請があったときなど、対応可能かどうかを即答することもできませんでした。ドクターカー位置情報管理システムを導入した今では、出動要請を受けるとTOUGHPAD FZ-M1を携行して出動し、GPSによって取得した現在地情報が、院内の救命救急センターにあるLet's note CF-RZ4に随時送られてくるため、リアルタイムで動態管理が可能です。
現在地情報の確認方法は、いわばナビゲーション画面の共有です。TOUGHPAD FZ-M1にはナビゲーション機能が導入され、かつ目的地も出動時にはインプットしてあるため、すぐにナビゲートしてくれてたいへん便利です。加えて、このマップ上にあらかじめ救急車との待ち合わせ場所となるドッキングポイントがすべて登録されており、非常にスムーズに向かうことができます。こうしたナビゲーション画面を、リアルタイムに共有・閲覧できるおかげで、ドクターカーが今どこに向かっているのかをセンターで明確に掌握できるようになりました。

他にも、ドクターカーにて携行中のTOUGHPADとセンターのLet's note間で、双方向のメッセージ送信ができるため、移動状況や傷病者情報などの正確なやりとりに用いています。文字情報だけでなく、TOUGHPADからは画像も送信できるため、交通事故現場の車両の損傷状況や、高所からの墜落等で現場の状況を撮影し、傷病者の受傷の程度を把握することに役立てております。暗号化通信を行っているため、セキュリティ上も安心です。
また、入電時刻や、現場到着時刻、現場出発時刻、完了時刻などをボタン一つで記録できるタイムスタンプ機能も、業務効率化に貢献しています。ハードウェアという点でいえば、壊れにくいという安心感が何よりのメリットです。救急活動では、あちこちぶつけることも、雨の中を携行することもあります。それでも端末に気を遣うことなく活動に専念できるところがいいですね。ショルダーケースも、事故現場などで両手を使って活動できるので便利です。携行性の高いサイズでありながら、スマートフォンほど小さくないので入力・閲覧がしやすいこのサイズ感も申し分ありません。

TOUGHPADに登録されたドッキングポイントへスムーズにナビゲート。
タッチひとつで、簡単に業務時刻を記録。

TOUGHPADを活用したこれからの展望

当院が運用しているのは、院内の救命救急センターとドクターカー間で情報を共有して動態管理を行うシステムですが、情報共有をさらに進めることで業務改善・革新が実現できる可能性は他にもあると感じています。たとえば近しいところでいうと、ドクターカーの位置情報を病院だけでなく管轄の各消防本部と共有すると、より効率的な運用が可能だと思います。また、DMAT(災害派遣医療チーム)での活用も有効ではないでしょうか。現在、DMATの本部では隊員の動きを文字情報で掌握していますが、隊員一人ひとりにTOUGHPADを携行させることができれば、隊員に負荷を与えることなく本部がリアルタイムに全隊員の動きをつかむことができるはず。もちろん実現にあたって課題はあるでしょうが、TOUGHPADは救急の現場に非常にマッチした端末なので、ぜひこうした可能性を積極的に探り、救急医療の最前線を変えていきたいと考えています。

システムご担当
株式会社麻生情報システム
ソリューション事業本部 ビジネス・ソリューション部
TEL.0948-26-5083


導入機種

頑丈7型タブレット TOUGHPAD FZ-M1

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