東大阪市様(東大阪市花園ラグビー場)

710型 屋外LED大型映像表示装置/スタジアム撮影用リモートカメラシステム
高校ラグビーの聖地で、様々な試合情報を鮮明に表示、ダイナミックに演出。

導入の背景

1929 年に開場した花園ラグビー場は、90 年近くにわたり日本ラグビーの歴史とともに歩んできました。
この数々の歴史が刻まれたスタジアムが2018 年、選手のことを一番に考えて育てられた芝生や日本のラグビーの歴史を感じるミュージアムの設置、ナイター照明の整備など、様々な観戦スタイルに対応するスタジアムとして生まれ変わりました。 そのひとつとして、これまでは試合中の情報提供を行っていた大型の電光掲示板から、710 型屋外LED 大型映像送出・表示装置にリニューアルされました。 大規模なラグビーの国際大会の日本開催にあわせた“高校ラガーマンの聖地”の大きな変革に、パナソニックが長年培ってきた映像技術が貢献しています。

2018年9月にリニューアルした東大阪市花園ラグビー場。
ピッチ上のレフェリーも大型映像表示装置で判断できるほど鮮明な映像を提供。

概要と特長

昼夜や天候の影響を抑えた鮮明な映像を提供する
710 型 屋外LED 大型映像表示装置

北スタンド上部に屋外用の20 mm ピッチ(画素ピッチ10 mm)LED 大型映像表示装置を設置しました。
表示面寸法は縦8160 mm、横16080 mmの約710型で、ユニットは1200 mm×1200 mm、960 mm×1440 mm、960 mm×1200 mmと1200 mm×1440 mmの4 種を使用し、合計96台で構成。 ダブルスキャン方式のDIP 砲弾型の高輝度フルカラーLED を採用したことで、実質の絵素数816 絵素×1608 絵素を実現しています。 また、表示階調65,536 階調(2814749.7 億色)、視野角度水平±70 度、垂直角度+25 度から-30度で、昼夜や天候の影響を抑えた鮮明な映像を提供することが可能です。

北スタンドに設置された大型映像表示装置。上部には4K/HDインテグレーテ ッドカメラAW-UE70Kを配置。
昼夜を問わず鮮明な映像を送出する大型映像表示装置。

概要と特長

4K での撮影も可能なリモートカメラシステムと
直感的な操作ができるライブスイッチャー

場内に4K/HD インテグレーテッドカメラAW-UE70K を4 台設置。 フィールドはもちろん、観客席の映像などを撮影し、大型映像表示装置に映し出せます。 カメラは調整室のリモートカメラコントローラーAW-RP50 から制御することができ、直感的な操作が可能なマルチフォーマットスイッチャーAV-HS450Nで表示する映像を切り替えます。 また、画面に映された映像を確認するためのHDインテグレーテッドカメラAW-HE70SK9も1 台設置してあり、実際の表示状況をリアルタイムで把握することができます。 さらに、フィールドを間近に撮影するために4K メモリーカード・カメラレコーダーAG-UX180 も導入。 移動用卓にセットされたライブスイッチャーAV-HS410N とあわせて迫力の映像を撮影・表示することも可能です。

4K/HDインテグレーテッドカメラAW-UE70KとHDインテグレーテッドカメラAW-HE70SK9
マルチフォーマットライブスイッチャーAV-HS450Nと 16分割のマルチビューアーが映し出されたモニター。
リモートカメラコントローラーAW-RP50(手前)と マルチフォーマットライブスイッチャーAV-HS450N(奥)
移動卓のライブスイッチャーAV-HS410Nなど。
映像送出架(左2本)と大型映像制御架(右)

お客様の声

思いを受け継いできた“聖地花園ラグビー場”を世界に発信していくチャンスです

以前は試合でのチームや選手の名前、点数、時間などの表示は大型の電光掲示板で行っていました。 しかし大規模なラグビーの国際大会の開催が予定されていることもあり、来場者がさらにラグビー観戦を楽しめるように、大型映像表示装置の導入を決めました。 実際にジャパンラグビートップリーグや全国高校ラグビー大会で活用しましたが、選手、来場者から非常に喜んでもらえた手ごたえがあります。 例えばジャパンラグビートップリーグでは、トライシーンのリプレイやTMO(テレビジョン・マッチ・オフィシャル=映像によるリプレイ検証)を映し出しました。 トライシーンの表示は当然試合を盛り上げることにつながりました。 TMO に関してはこれまでも制度自体はあったのですが、5 階のモニターで映像を確認している本部のレフェリーとフィールドのレフェリーがインカムで会話をして結論を出す形式でした。 つまり以前は、その間、観客は判定を待つだけでした。 しかし、本部のレフェリーがチェックしている映像を大型映像表示装置で同時に流すことによって、選手はもちろん、観客も自身の目で確認できるようになり判定がわかりやすくなったのではないでしょうか。 一方、全国高校ラグビー大会では今回初めて、準決勝、決勝に進出した4 チームに対して、チーム紹介で選手の写真を掲載しました。 アナウンスだけの紹介に比べて、保護者の方からも大変喜ばれ、反響が大きかったです。

現在、ラグビーの試合が行われるのは年間で45日~50日です。 それ以外の日程で、パブリックビューイングやイベントなどを開催しています。 他にも、この場所に思い出のある方の集まりや結婚式場として使っていただくなど活用方法は数多くあると思います。 私も多くの会場を見に行っていますが、大型映像表示装置による映像は画質・迫力に関して非常に誇れると感じていますので、その点でもご満足いただけるはずです。

大規模なラグビーの国際大会は、世界に“花園”を発信できるチャンスと捉えています。 今回導入したシステムはその発信に間違いなく貢献するはずです。 海外のラグビー好きの方に花園を認知してもらい、日本に来る機会があったら立ち寄ってもらえるような場所にしていきたいです。 その時、試合も見てくれたら最高ですね。

東大阪市 花園ラグビー場スタジアム
マネージャー
奥井 幸史 様

システム構成


主な納入機器

710型 屋外LED大型映像表示装置 ×1台

4K/HDインテグレーテッドカメラ AW-UE70K ×4台

HDインテグレーテッドカメラ AW-HE70SK9 ×5台

リモートカメラコントローラー AW-RP50 ×5台

4Kメモリーカード・カメラレコーダー AG-UX180 ×2台

マルチフォーマットライブスイッチャー AV-HS450N ×1台

ライブスイッチャー AV-HS410N ×1台