パナソニック フィナンシャル&アカウンティング プロパートナーズ株式会

ドキュメントスキャナーシステム
領収書や請求書など経理証憑の電子化を実現。経理業務のワークスタイルを大幅に変革。

ご導入のきっかけ

過去10年間で9千万枚、積み上げるとエベレストの高さに迫る文書!
膨大な文書を高速処理・データ活用できるシステムが必要に

経理証憑のスキャナ保存を開始した2006年まで、パナソニックグループの経理部門では、経理証憑の管理は各事業場(工場や営業所など)で行っていました。それぞれ経理担当者は、管理のためのナンバリングを行い、社内規定保存年限に耐えうるファイリングなど、紙書類にまつわる作業に膨大な時間を要していました。
また、監査や調査のための証憑準備や、問合せ対応のために証憑を探すことも担当者の大きな負担になっていました。2005年にe文書法施行に伴い国税関係書類のスキャナ保存が認められるなどIT化への条件が整い始めました。そこで、作業の効率化とローコストでの業務運用を実現するため、一カ所に証憑を集めてドキュメントスキャナーで電子化する取り組みを2006年からスタートさせました。

写真:パナソニック フィナンシャル&アカウンティング プロパートナーズ株式会社様社屋
パナソニック フィナンシャル&アカウンティング プロパートナーズ株式会社様

スキャナー選定のポイント

パナソニック高速カラードキュメントスキャナーの選定
KV-S7075CN×11台/KV-S4085CWN×1台

  • 大量文書の高速読み取りが可能なこと、さらにメンテナンス体制がしっかりしていること
  • A3原稿の読み取りができ、ADF(自動原稿送り装置)での高速読み取りが可能なこと
  • 解像度などe-文書法に適合したスキャナーであること
  • 連番管理をするため証憑読み取り時に文字を印刷するインプリンター機能があること
写真:各自の作業スペースに使いやすくスキャナーを配置
各自の作業スペースに使いやすくスキャナーを配置。
写真:A3サイズの読み取りができるKV-S7075CNをフル活用
A3サイズの読み取りができるKV-S7075CNをフル活用。

スキャニングの流れ

受付から一時保管までの作業時間 約8秒/枚 を実現

写真:受付 →
受付 →
写真:前捌き →
前捌き →
写真:ホッチキス外し →
ホッチキス外し →
写真:スキャニング →
スキャニング →
写真:一時保管
一時保管

ご導入の効果

  • 経理証憑を1カ所に集約でき、正確・迅速に画像化保存ができました。
  • 画像化を図ることで紙の証憑をさがすことがなくなり、どこからでも経理証憑を確認することができるようになりました。
    たとえば、監査前の準備や監査時証憑搬入の手間がなくなり、コンプライアンスの遵守や監査の効率もアップしました。また、経費振込先からの支払内容照会が、自席のパソコンででき、お客様を待たせることが減りました。
  • 結果として経理業務シェアードサービスが加速し経理のワークスタイルが大幅に変わりました。

システム構成図

システム構成図

主な納入機器 ソリューション

  • KV-S7075CN×11台
  • KV-S4085CWN×1台
  • 経理証憑保存システム