Mipox株式会社様

棚卸業務支援
棚卸業務の効率化のためSAP ERPと連携したタフパッドを導入。棚卸業務総日数が3日間から2日間へ削減。

導入インタビュー

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①「導入の背景・ポイント」
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②「導入のメリット・今後の展望」

SAP ERPの端末としてTOUGHPADを活用し、
棚卸業務の効率化と情報共有の迅速化を実現。

研磨フィルムの製造を手がけるMipox様は、ハードディスクなどの精密研磨市場で世界トップシェアを誇る企業です。近年、これまで培った技術を自動車製品分野など、汎用的な一般研磨用途にも展開させ、日本に留まらず、世界を舞台に成長を遂げています。そんな中、事業領域の拡大と製品数の増加に伴い、SAP社のERP(統合基幹業務システム)とクレスコ・イー・ソリューション株式会社様のハンディターミナル連携システムを導入されました。そのシステムの推奨機種として頑丈5型ハンドヘルドFZ-X1が採用され、棚卸業務の時間短縮・効率化を実現されています。

Mipox株式会社 代表取締役社長
渡邉 淳 様
Mipox株式会社 生産管理部 部長
泉澤 浩士 様
バーコードリーダーをかざすだけで読み込めるので、棚卸業務がスピーディで正確に。
高い位置にあるバーコードでも、FZ-X1なら少し離れた距離からかざしても読み込める。

導入の背景

SAP ERPと連携した棚卸業務の効率化に向け、
クレスコ・イー・ソリューション様からの推奨でFZ-X1を採用。

国内はもちろん、マレーシア、インド、シンガポールなど、9ヵ国21拠点(2016年8月現在)を世界に展開し、1,000社以上の顧客を抱えているMipox様。海外での売上は販売比率の7割を超えるなど、成長のフィールドをグローバルに拡大させています。

激しく変化するグローバル市場において「スピード」を強みとするMipox様では、膨大な在庫や生産管理に関する情報を一元的に管理することで、海外拠点も含めた全拠点での業務効率化、さらに業務均一化の実現により、多様化する顧客ニーズにも即対応することを目指しています。その際、問題となっていたのが拠点ごとにさまざまな形式、紙面などで情報管理していることによる効率の悪さでした。

「効率化のために私が導き出した答えの一つが、社内のITインフラ環境を整備して、業務をIT化することでした。そこで導入を決めたのがSAP社のシステム。世界中で実績もあり、クラウドによる情報の一元管理は海外に拠点を持つ私たちにとって最適なシステムだと考えたからです。」と語る渡邉社長様。

まずMipox様が実行したのが、棚卸業務における時間短縮と効率化です。2014年11月にSAP ERPを導入し、2015年3月の棚卸から具体的な活用を計画していたそうです。しかしながら、SAP ERPを導入した当初、使用していた端末からバーコードハンディターミナルにデータ転送ができないというトラブルが発生。

何度か改良を重ねましたが解決には至らず、実際の棚卸では、約3日間、30名の社員を投入し、すべて手作業で行うという人海戦術を取らざるを得ず、時間短縮・効率化からは程遠い状況となりました。

そこで急務となったのが、Mipox様の現場運用に則した形でSAP ERPを正常に、そして有効に活用できるシステムを改めて探すことでした。その中で挙がってきたのが、クレスコ・イー・ソリューション様の「Mobick」を活用したハンディターミナル連携システム。そして、FZ-X1を採用したのは、クレスコ・イー・ソリューション様からの推薦が決め手となったそうです。

「まず、SAP ERPとリアルタイムに連携できること。ハンディターミナル連携システムとFZ-X1があればリアルタイムでのデータ転送が可能なので、手間と時間を短縮できるのではないかと考えました。また、読み取り精度の高いバーコードリーダーや優れた操作性・発展性は、今後の事業展開も見据えて全拠点での業務均一化にも繋がると考え、採用しました」。


導入のポイント

  • SAPとリアルタイムに連携できるハンディ端末
  • 読み取り精度の高いバーコードリーダー
  • 今後の業務展開を視野に入れた発展性

導入のメリット

棚卸業務の総日数を3日間から2日間へ削減。

  1. リアルタイムデータ転送による時間短縮
  2. 高精度の読み取りによる効率化
  3. 操作性の向上による業務均一化

2016年3月の棚卸業務に向け、クレスコ・イー・ソリューション様は2ヵ月という短納期でハンディターミナル連携システムの環境を整備するなど、対応も迅速だったそうです。実際の棚卸業務では、2日間の予定で生産を停止し、トラブルもなく予定通り完了。次回は1日の生産停止で完了できるといいます。

目に見える形で効率化を遂げられた理由として挙げられたのが「SAP ERPへのリアルタイムでのデータ転送」でした。FZ-X1のバーコードリーダーで読み取ると、無線LANネットワークを使ってSAP ERPへデータが転送されます。これにより、システム上の在庫と実在庫の差異の原因究明も円滑に進んだそうです。また、「バーコードリーダーの読み取り精度の高さ」も現場で改めて実感されています。

「従来のハンディスキャンタイプの端末だと、角度を変えたり、近づけたりするなど、読み取る“コツ”が必要でした。しかし、FZ-X1だと少し離れた距離からでも一瞬で読み取り、袋などに付いている曲がったバーコードも読み込めるので、ストレスなくスムーズに作業が進められます」。

さらに、スマートフォンと同じような直感的操作ができるため、誰が操作しても迷うことなく、素早く、正確に業務を遂行できるので、個人の力量に依存することがなくなり、業務の均一化を実現しました。

今後は、海外拠点にもハンディターミナル連携システムとTOUGHPADを導入する予定のMipox様。全拠点での業務効率化、均一化という目的達成に向け、着実な前進を遂げています。

倉庫にある製品の在庫数を確認中。ずらっと並ぶ製品も高精度バーコードリーダーで効率的に管理。
事務所にあるパソコンには、リアルタイムで読み込んだデータが表示されている。


TOUGHPADを活用したこれからの展望

顧客管理・営業支援アプリケーションの利用やカメラ、社内連絡用端末など
ものづくりの現場をTOUGHPADが変えていく。

当初、Mipox様では棚卸業務時に利用する大画面バーコードリーダーとしてFZ-X1を採用しましたが、今後は在庫移動、棚番管理、在庫照会などの機能を搭載し、さらなる業務効率化を検討中。また、顧客管理・営業支援アプリケーションやSNSが社内コミュニケーションツールとして浸透しているMipox様では、社員の間での情報共有にも積極的に取り組まれています。

「さまざまなシステムやアプリケーションも搭載できるTOUGHPADを活用すれば、生産現場の働き方を変えることが可能になります。」と語る渡邉社長様。例えば、粉塵などが舞う、通常のパソコンが持ち込めない工場のラインでも、TOUGHPADを活用することで事務所に戻ることなく情報共有することができます。また、カメラ機能を使った現場記録とその報告、無線LANを利用した通話機能による社内連絡の迅速化など、業務効率化や社内コミュニケーション活性化という枠を越え、TOUGHPADがものづくりの現場の働き方自体を変革するキーアイテムになることを渡邉社長様は期待されています。

さらに、「将来は、海外の拠点も含めて、生産現場のグローバルなコミュニケーションツールとしてもTOUGHPADを利用していきたいと考えています。」と、現在、国内で導入しているFZ-X1を拡張していくことを計画中。実際に、薄型・軽量4.7型ハンドヘルドのFZ-N1を導入されるなど、Mipox様では、TOUGHPADを起点としたワークスタイル変革が既に始まっています。


導入機種


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