長島観光開発株式会社様 ナガシマスパーランド

アミューズメント音響設備
遊園地内と宿泊施設内のコンベンションホールに音響設備を導入。

国内最大級の大型アミューズメントパーク ナガシマスパーランド様は、開業52周年を迎え、音響設備の改修を計画し、遊園地内と宿泊施設内のコンベンションホールの音響設備を導入されました。

今回はハード面だけでなく、遊園地を訪れる人々に非日常空間を演出する音楽ソフトも新たに導入され、遊園地内のエリア毎、乗り物毎、季節毎の音楽を流し、開催されるイベントにも合わせたプログラムで演出しています。
遊園地の音響設備は、平成27年度より音響改修を行なっており、10月から開催されているハロウイーンイベントのゾンビアイランドNAGASHIMAで本格稼動しました。また平成29年3月には新たに4Dスピンコースター「嵐」の音響演出もスタートしました。
さらに、今回改修のホテル花水木コンベンションホールが伊勢志摩サミット前に開催されたジュニアサミットのメイン会場としても利用され、新たに導入した音響設備が使用されました。

写真:ナガシマスパーランド全景
ナガシマスパーランド全景
写真:ナガシマスパーランド
ナガシマスパーランド

概要・特長

納入システム:ナガシマスパーランド 音響設備

●音響配信サーバー設備
今回、従来のアナログ方式から、催物やパレードで音像移動ができるデジタル方式のシステムに改修を行いました。デジタル化にあたり音響サーバーを設置し、施設内の光回線を活用し音楽の配信システムを構築。現在、園内では、10トラックで音楽がエリア別に放送されています。
音響サーバーからアンプまでは全て二重化し障害時に自動に切り替わるシステムとしています。また、イベントが開催されるステージや主要アトラクション場所には接続盤を設け、ノートPCよりイベント運営ができるシステムになりました。

●スピーカー・アンプ設備
アンプ設備は、エリア別10箇所に分散設置し光回線にて接続。園内が均一な音場となるようアンプ1回線あたりのスピーカー接続を3本以下とし、現在256回線に328本のスピーカーが接続されています。
芝生広場会場には、RAMSAの屋外用ラインアレイスピーカーが採用され、夏季に開催された花火での演出などに活躍しています。

写真:音響サーバーラック
音響サーバーラック
写真:4Dスピンコースター「嵐」機器ラック
4Dスピンコースター「嵐」機器ラック
写真:分散設置のアンプラック
分散設置のアンプラック。
写真:RAMSA屋外用ラインアレイスピーカーが設置された芝生広場会場
RAMSA屋外用ラインアレイスピーカーが設置された芝生広場会場。
写真:ラインアレイスピーカー
ラインアレイスピーカー
写真:3月にオープンした4Dスピンコースター「嵐」
3月にオープンした4Dスピンコースター「嵐」。

ホテル花水木 音響設備

●オペレーション設備
宴会場は、1,536m²で2000名を収容する事ができ、間仕切りによる分割パターンが3箇所で操作をする事ができます。
既存のアナログシステムからデジタルのシステムに改修され、8基42本のアレイスピーカーを設置し明瞭な拡声が可能になりました。

その他

温泉「湯あみの島」にある開放的な大広間には220インチの大型画面に映し出すプロジェクター(PT-DS20K2J)が設置されています。

写真:ジュニアサミットも行なわれたホテル花水木
ジュニアサミットも行なわれたホテル花水木。
写真:ホテル花水木コンベンションホール
ホテル花水木コンベンションホール
写真:ホテル花水木宴会場操作卓
ホテル花水木宴会場操作卓
写真:温泉施設 湯あみの島の大広間には220インチの大画面を設置
温泉施設 湯あみの島の大広間には220インチの大画面を設置。
写真:大広間に設置されたプロジェクター
大広間に設置されたプロジェクター。