公立大学法人 名古屋市立大学様

HD映像コミュニケーションシステム
資料の文字や相手の表情も鮮明に映し出す映像技術で、質の高いコミュニケーションを実現。授業や会議のストレスを削減し、効果性向上にも貢献しています。

概要

日本の新たな医療教育の取り組みに活用。離れた大学間で円滑な授業を実現。

導入パターン:多地点接続

全16拠点の大学、病院などと繋ぎ、授業や会議を実施 (同時接続は最大12拠点)。
本体は専用ラックに、カメラは三脚に設置。

事例サマリ

課題

  • 教育・研修効率化

解決策

しっかりと情報共有ができたことでより質の高い医療研究が実現し、離れた場所の委員も会議に参加できるのでより発展的な会議が可能に。


導入の背景

現在、高齢化率が世界のトップを走る日本は未曾有の人口高齢化に直面しています。名古屋市立大学様では、この問題に対応する新しい医療体制を整えることが急務と考え、『なごやかモデル』プロジェクトという在宅医療を先導する未来医療人の育成プロジェクトを発足しました。『なごやかモデル』では、名古屋市立大学医学部、薬学部、看護学部の学生が連携し、それぞれの専門分野を活かした最先端医療の研究を行っています。また、より広い視点で医療を考えるべく、名古屋学院大学、名古屋工業大学とも連携して授業を行っています。そのため、プロジェクト発足時に重要な課題となったのは、離れた場所にある3大学の学生がストレスなく受講できる環境作りでした。さらに、学生だけでなく既に医療現場で活躍している研修医の方でも移動時間なく受講できるよう、映像配信型の授業が必須と考えられていました。


導入のポイント

  • 高画質
  • 高音質
  • 容易な操作性
  • サポート体制

医療教育の現場では、教材を使うだけでなく、症例写真を見ることや患者さんの状態を細かく質問して聞いていく事が重要となります。以前にもビデオ会議システムを導入したことがありましたが、画質が物足りなく実運用には至りませんでした。今回、HD映像コミュニケーションユニット(HDコム)を実際に使用されて、資料や相手の顔をはっきりと見ることができ、音声がスムーズに届いたことが導入を決定する重要な要素となりました。また、連携する3大学はもちろんのこと、離れた場所にあるプロジェクトの運営組織本部や、研修医が勤務する近隣の病院を含め全16拠点での導入が必要となるため、誰にでも簡単に操作できるところと、サポート体制がしっかりしている点が、HDコムを選定される大きなポイントとなりました。


導入後のメリット

改善ポイント

  1. しっかりと情報共有ができたことでより質の高い医療研究が実現。
  2. 現場の様子を配信することで医学と工学の結びつきを深めることに成功。
  3. 離れた場所の委員も会議に参加できるのでより発展的な会議が可能に。

医学部、薬学部、看護学部という多職種連携による医療を行うために、学生たちは3つの分野を総合的に理解することが重要となりますが、互いに専門外のため、資料だけでは伝わらないこと、言葉だけでは理解できないことがたくさんありました。HDコムの映像配信授業を採用することによって、各学部生がしっかりと情報共有でき、それぞれの専門的な技術を合わせたより質の高い医療研究が実現しました。また、ICT医工学の分野で『なごやかモデル』プロジェクトに参加する名古屋工業大学の授業では、介護用ロボットが実際に動く様子をHDコムで配信することで分かり易い授業が行えたため、医学と工学の結びつきを深めることにも成功しました。そのほか、『なごやかモデル』運営組織本部での会議において、これまでは離れた場所にあるために参加できなかった委員の方が、HDコムを導入したことでいつでも参加できるようになり、より発展的な会議を行えるようになったと評価をいただいています。HDコムは、今後の『なごやかモデル』のさらなる発展と、世界をリードする医療人育成を実現するツールとして期待されています。


導入システム

  • HD映像コミュニケーションユニット KX-VC600 ×16台
  • 専用マイク(デジタル) ×16台
  • デジタルハイビジョンカメラ ×1台

システム概要


お客様情報

公立大学法人 名古屋市立大学様


1950年に創立した名古屋市立大学様は、全国の公立大学で唯一、医学部、薬学部、看護学部の医療系3学部を全てそろえている大学であり、学部を超えた幅広い視野と教養、「共生」の精神、豊かな創造性を身につけた人材の育成を行っています。現在、文部科学省が支援する「未来医療研究人材養成拠点形成事業」の一環として『なごやかモデル』プロジェクトを実施し、新しい医療教育への取り組みがなされています。(2014年6月現在)

なごやかモデルとは
『なごやかモデル』は、住み慣れた土地で豊かに老いを迎え、その人らしく暮らすことのできる社会づくり(エイジング・イン・プレイス=AIP)を実現するべく、医師、薬剤師、看護師、理学療法士、ICT医工学者など、様々な職種が連携した新しい医療の実現を目指して発足されました。日本に追随して高齢化が進む諸外国に新たな医療技術を示し、世界の医療をリードする人材を養成するために、『なごやかモデル』ではかつてない人材育成プログラムを実践しています。
〈なごやかモデル ホームページ〉 http://nagoyaka-model.jp/

公立大学法人名古屋市立大学 大学院医学研究科
医学・医療教育学分野 教授 早野 順一郎 様