写真:新宿モザイク通り
写真:新宿モザイク通り

「新宿モザイク通りにおける人流調査」結果について

令和2年度 実証実験

実証実験の背景及び目的

新型コロナウィルス感染症が広がる状況下において、密を回避しながらの移動を、日々の生活の中で、求められています。パナソニックシステムソリューションズジャパン株式会社及びパナソニック株式会社(以下パナソニック)は、画像解析技術を活用した人流調査を、人の賑わう新宿エリアにて実施致しました。本実証実験は、人流計測結果を可視化し、施設利用者及び地域住民へ情報提供することで、外出前に混雑を避けたルート選定など、安心を提供することを目的としております。

※本実証実験は、国土交通省より受託する調査業務の一環として実施しております。

実験概要

  1. 実験場所:小田急線新宿駅西口から南口を繋ぐ、モザイク通り
  2. 計測期間:2020年12月17日から2021年1月15日
  3. 計測方法:計測方法についての説明はこちら

画像:実証エリア

実験結果

下記グラフは、期間内の人流計測結果をもとに、集計・可視化した結果となります。

2020年12月17日~2021年1月7日

※12月29日~1月4日までを除く


平日

緊急事態宣言前 平日

休日

 緊急事態宣言前 休日



2021年1月8日~2021年1月15日


平日

緊急事態宣言後 平日

休日

緊急事態宣言後 休日

  • ※東京都における緊急事態宣言(2021年1月8日発令)前後で期間を分け、結果を掲載しております。
  • ※1分当たりの通行者数は、日毎の各時間帯における最大の1分当たり通行者数を、期間内で平均した値となります。
  • ※各セルの色分けは、下記指標に基づいて分類した結果となります。

凡例と混雑度イメージ

凡例と混雑度イメージ

※上記画像はイメージであり、実際の人流を表すものではありません。

今後の取組について

今回の実証実験では、計測した通行者数をもとに、新宿モザイク通りにおける各時間帯における混雑度を、可視化致しました。結果、施設利用者が、過去の計測結果から混雑する時間帯の傾向を把握し、混雑を避けた時間帯の選定へ役立てることが可能であることが分かりました。一方で、緊急事態宣言等の施策によって、人流に顕著に変化が現れることも確認されました。今後は、地域住民や施設利用者へタイムリーでより価値ある情報を提供できるよう、本実証実験で得られた知見をもとに、実用化に向けた技術検証を進めてまいります。

計測方法

  1. モザイク通りに既設の防犯カメラシステムより、カメラ画像を取得(注1)
  2. 取得したカメラ画像を、人流計測アプリケーションにより解析。深層学習を用いた人物検出を行い、通り内の通行人数をカウント(注2)
  3. カウントした人数を、テキストデータ形式で保存
  4. カウント後、カメラ画像は保存せずに廃棄(注3)

モザイク人流_システム図

(注1)小田急電鉄株式会社及び関連会社が所有する防犯カメラ画像を本計測期間中、パナソニックが本調査目的のため、個人情報保護法に則り共同利用しております。また、プライバシー配慮に関しましては、経済産業省・総務省のIoT推進コンソーシアムから発行された、「カメラ画像利活用ガイドブックver2.0」に基づき、運用しております。
(注2)本アプリケーションで取得する情報は、通行者数のみであり、個人を特定するような分析は一切行いません。
(注3)人流計測アプリケーション及び計測システム内に、カメラ画像等の個人の特定に繋がる情報は一切保存されません。

現場写真

モザイク坂入口(北側)

写真:モザイク通り入口

モザイク広場

写真:モザイク広場