製品一覧
パナソニックの強み
小会議室/ ゼミルーム、会議室/ 講義室、講堂、ホテル・宴会場(間仕切り)などの大空間にも対応可能なシステム拡張性で、さまざまなシーンで活用できます
商品コンセプト ・ 特長
広い周波数帯域とノイズ抑制技術でクリアな音質を実現
- 高圧縮率の音声コーデック採用により、広い音声周波数帯域 100 Hz ~ 15 kHzを実現しました。
- 新開発のノイズ抑制技術により、クリアな音声再現が可能です。
- マイクロホンWX-ST200には、ローカットフィルター切替スイッチを内蔵し、低音を減衰することでスピーチ音声の明瞭性を高めることができます。
同一空間で最大 16 チャンネルの使用が可能
- DECT準拠方式に加え、当社独自の無線通信技術の採用により、同一空間※1で最大16本のマイクが使用可能です。
- 1システムでも最大16チャンネルが使用可能となり、さまざまな空間での幅広い用途に対応できます。
- 1.9 GHz帯を使用していますので、800 MHz帯ワイヤレスマイクとの共存が可能で、既存設備を残して、マイクの増設ができます。
※1 : 同一空間とは、隣接する部屋も含め、複数システムの電波が互いに影響しあう空間を表します。
*800 MHz帯における15チャンネル使用の条件は、当社サウンドシステム総合カタログでご確認ください。
多彩な機能で安定運用を実現
自動干渉回避機能とダイバーシティ受信で安定通信を実現
- DECT準拠方式を採用により、チャンネル使用状況を常時モニタリングして、安全なチャンネルを選択する自動干渉回避機能で、混信のない拡声ができます。
- ワイヤレスアンテナ(WX-SA250A)は、複数の内蔵アンテナでダイバーシティ受信をします。また複数のワイヤレスアンテナを設置した場合は、ハンドオーバー機能で受信状態の良い音声を選択します。
さらにマイクも2本の内蔵アンテナで、マイクを握る位置の影響を受けない安定した通信を実現しています。
単3形電池/充電池、非接触充電対応で電池のトラブルを回避
- マイクの電源は、市販の単3形ニッケル水素電池※2が使用可能で、マイクに充電池を装填したまま充電ができます。
また単3形アルカリ乾電池にも対応し、充電忘れなどがあった場合の緊急対応も可能です。 - 充電器は非接触(無接点)方式のため、埃やチョークあるいは接点の汚れなどによる接触不良がなく、安定した運用が可能です。
※2 推奨充電池 : パナソニック製 単3形ニッケル水素電池(エネループ) 品番 BK-3MCC
運用支援ソフトで複数システムを一括管理
- ワイヤレス受信機とパソコンをLANで接続することにより、システムの動作状態をモニターすることが可能で、多数の教室に導入されているシステムを、職員室や管理室から一括管理するのに便利です。
ペアリング登録で、高い秘匿性と秘話性を確保
- ワイヤレス受信機とマイクは、組み合わせる機器同士のボタン操作だけでペアリング登録を簡単に行うことができます。
- ペアリング登録したワイヤレス受信機とマイクの間だけで通信を行いますので、800 MHz帯のアナログ通信方式と比べて、システム間の混信や盗聴される心配がありません。
3ダイバーシティ方式で、さらに安定した受信を実現
- アナログワイヤレスで一般的な電波の強さを比較したダイバーシティから、RAMSA A型デジタルワイヤレスで採用している多ダイバーシティ方式(RAMSAは4ダイバーシティ方式)技術による、3ダイバーシティ方式を採用しています。
- 電波の強さだけではなく、無線エラーのない、クリアな信号から音声を取り出す技術により、より安定した音声伝送を実現します。
3ダイバーシティ受信
アンテナ1台でマイク1 ~ 8本※3まで、アンテナ2台で9 ~ 16本まで※4、3ダイバーシティ方式で受信可能
- アンテナ1台の中に無線LSIを複数内蔵し、シングル接続ではアンテナ1台でマイク1~8本まで※3、ペア接続ではマイク9~16本まで※4、3ダイバーシティ方式で受信します。
※3 受信機がWX-SR204Aの場合、WX-SR202Aの場合は1~6本
※4 受信機がWX-SR204Aの場合、WX-SR202Aの場合は7~14本
マイク8本まで(WX-SR202Aでは6本まで)
アンテナ1台
シングルモードでカバー
マイク9~16本(WX-SR202Aでは7~14本まで)
アンテナ2台
ペアモードでカバー
システム設定について
ワイヤレスアンテナとワイヤレス受信機を離して設置するときには
複数のシステムを近くで使用するときには
- 同一フロア(階)や近隣で複数のシステム(受信機)をお使いの場合、システム間の無線同期が必要です。
- 無線同期では、各フロアに1台のメインシステムを設定し、その他はサブシステムの設定をします。
- メインシステムとサブシステムの基準アンテナ※が同期をとることによって、システム間の無線同期を行います。
※ワイヤレス受信機のアンテナ接続端子【1】に接続したアンテナ
※写真はWX-SR204Aを使用しています。スイッチカバーを外した時のイメージです。
動作設定スイッチ番号 | 無線同期設定 | |
---|---|---|
No.3 | No.4 | |
入 | 入 | メインシステム |
入 | 切 | サブシステム(無線同期する) |
切 | 切 | 同期しない(スタンドアローンシステム)(工場出荷設定) |
メインシステムの基準アンテナは常時通電としてください
【方法1】
アンテナ給電ユニットを使用し、常時通電とします。
サブシステムにはアンテナ給電ユニットは接続しないでください。
【方法2】
アンテナ給電ユニットとアンテナを各フロア(各階)に設置して同期専用アンテナとします。
このときすべてのシステムがサブシステムとなります。
1.9 GHz ワイヤレスマイクシステム互換性
受信機と送信機の組み合わせ
*は販売完了品です。
受信機 | ||||
---|---|---|---|---|
アンテナステーション: WX-SR102A WX-SR102* |
受信機:WX-SR202* WX-SR204* アンテナ:WX-SA250* |
受信機:WX-SR202A WX-SR204A アンテナ:WX-SA250A |
||
送信機 | WX-ST200、ST210、ST250、ST400、ST510 | ○ 音声周波数帯域 100 Hz ~ 8 kHz |
○ 音声周波数帯域 100 Hz ~ 15 kHz |
○ 音声周波数帯域 100 Hz ~ 15 kHz |
WX-ST100* WX-ST300* |
○ 音声周波数帯域 100 Hz ~ 8 kHz |
× | × |
受信機とアンテナの混在
- 受信機:WX-SR202*またはWX-SR204*とアンテナ:WX-SA250A、増設受信機:WX-SE200Aを組み合わせた場合は3ダイバーシティ方式は機能しません。
- 受信機:WX-SR202AまたはWX-SR204Aとアンテナ:WX-SA250*、増設受信機:WX-SE200[限]を組み合わせた場合は3ダイバーシティ方式は機能しません。
[限]生産中止品のため、在庫に限りがあります。在庫切れの場合は、恐れ入りますがご了承ください。
【注意事項】
ワイヤレスアンテナは高さ1.5 m以上の場所に設置してください。低い場所に設置すると到達距離が短くなることがあります。
また下記のような電波妨害の可能性がある場所への設置は避けてください。
- 天井裏
- 演台やAVラックの中
- 天井梁、プロジェクター、ディスプレイなどが話者とアンテナの間に入る場所
システム構成例のご紹介
小会議室/ ゼミルーム、会議室/ 講義室、講堂、ホテル・宴会場(間仕切り)などの大空間にも対応可能なシステム拡張性で、さまざまなシーンで活用できます。
システム構成例 一例
ワイヤレスマイクロホン(ハンドヘルド型) WX-ST200、ワイヤレスマイクロホン(防滴型) WX-ST210、ワイヤレスマイクロホン(ダイナミック型) WX-ST250、ポータブルワイヤレス送信機 WX-ST510、ヘッドセットマイクロホン WX-SM405、の 5機種についての構成例です。
ソフトウェアのご紹介
パソコンと接続することで、システム設計、設定からシステム運用までを支援する3つのソフトウェアを用意しました。
ソフトウェアのご紹介ページをご確認ください。
ダウンロード
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