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コラム 2016.1.25
Facebookと連携して開発した光ディスク データアーカイブシステム「freeze-ray」をCESで出展

光ディスクデータアーカイブシステム freeze-ray®

CES 2016 の様子

今年の1月、米国ラスベガスで開催された「Consumer Electronics Show (CES) 2016」において、パナソニックは最新のデータアーカイブシステム「freeze-ray」をFacebook, Inc.(米国、以下Facebook)と連携して開発したことを発表した。

参考:プレスリリース
http://news.panasonic.com/press/news/data/2016/01/jn160106-1/jn160106-1.html

プレスカンファレンスの場で、AVCネットワークス社の榎戸康二社長は数ある商材のトップをきって「freeze-ray」を紹介。

開発に至った背景として、「Facebookは、利用者が投稿した膨大な写真や動画を将来にわたっていつでも閲覧可能な状態にしておくために、大きな技術的課題に直面していました。それは、ユーザー体験を犠牲にすることなく、いかにコストを抑え、エネルギー使用量を削減できるかということです」と榎戸社長は説明。

米国には、Facebookのものも含めて約300万のデータセンターが存在し、 年間1,000億kWもの電力を消費している。これは、米国全土の全電力使用量の2%以上に相当する。


Facebookとパナソニックは、この環境問題も含めた課題に取り組み、大容量の光ディスクで構成されたデータアーカイブシステムを生み出すことに成功。「freeze-ray(フリーズ・レイ)」という名前は、"コールドデータ"と呼ばれるアクセス頻度の低いデータの蓄積に最適であることから名付けられた。

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Facebookのシステムエンジニアは、「光ディスクを使用したソリューションは、長期保存性と不変性に優れているうえ、記録密度が高く、低コストである」という点を非常に高く評価したという。

榎戸社長は、「パナソニックがFacebookと連携して開発したfreeze-ray は、データセンター業界にとって非常に魅力的なソリューションです。今後は、この光ディスクアーカイブシステムを業界標準にしていきたいと思います」と語った。


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カンファレンス終了後は、多数の記者や業界関係者らがfreeze-ray展示コーナーを訪れた。

今回のお披露目によって、データセンター事業者のみならず、放送、映像制作、自動車製造、金融機関、さらには政府関係機関まで、大量のデータ保管を必要とする事業者の関心を掴んだようだ。
来場者らは、Facebookのインフラ担当 副社長であるジェイソン・テイラー氏が光ディスクアーカイブの可能性について語っているメッセージビデオを熱心に見入り、"Optical disc makes sense!"といった応援の声も多数寄せられた。

CESで大きな注目を集めたパナソニックのfreeze-ray。
国内向けには、2016年度内のリリースが予定されている。
ぜひ、今後の展開に注目して頂きたい。


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