明るい屋内環境でも優れた視認性で高品位な映像を提供する
超高輝度液晶ディスプレイ 3機種を発売

新製品SQ1H、WQWFラインナップ画像

品名 液晶ディスプレイ
品番 TH-86SQ1HJ TH-75SQ1HJ TH-65WQ1HJ
画面サイズ 86v型 75v型 65v型
解像度 3840 × 2160画素
液晶 IPS
輝度 1200 cd/m2 1500 cd/m2

2200 cd/m2

コントラスト 1200:1 1200:1 1100:1
稼働時間 24時間/日
発売時期 2021年1月より順次発売

パナソニック株式会社は、明るい場所でのサイネージや会議室に適した86v型(TH-86SQ1HJ)、75v型(TH-75SQ1HJ)のSQ1Hシリーズ、ウインドウサイネージに適した65v型(TH-65WQ1HJ)のWQ1Hシリーズの2シリーズ3機種を2021年1月より順次発売します。

IT機器の普及によるデジタルコンテンツの多様化により、交通機関や公共機関での情報表示のみならず、店舗やオープンスペースなどさまざまな環境でディスプレイのニーズが高まっています。設置環境に応じて最適な視認性、スペースに合わせた柔軟な設置性やシステム構築を容易にする拡張性が求められています。そのような中、明るい環境でも高い視認性を誇る超高輝度モデルをラインアップすることで、設置場所や演出の幅を広げ、デジタルコンテンツを活用した効果的な情報発信をサポートしてまいります。


<主な特長>

1. 明るい屋内でも高い視認性で忠実に色を再現する超高輝度・高画質

2. 設置スペースや用途に合わせて選べる設置柔軟性

3. 多様なニーズに対応するシステム拡張性


1.明るい屋内でも高い視認性で忠実に色を再現する超高輝度・高画質

  • 左右角度のある場所から見ても輝度や色変化が少ないIPSパネルを採用。また、超高輝度液晶パネルを採用しているので、外光が入る吹き抜けや屋外に向けたショーウィンドウ、採光性の高い会議室などへの設置に適しています。
  • TH-65WQ1HJにおいては、高温耐性を向上させたパネルを採用。外光が差し込む窓際に設置してパネルが高温になっても、黒化現象(画面が黒く変色し、映像が一部見えなくなる現象)が起こりにくく、安定した運用が行えます
    * 直射日光の当たる場所での設置には制限があります。
  • 周囲の明るさに合わせてバックライトを制御し、明るさを調整する「明るさ自動調整機能」を搭載。外光に合わせて最適な明るさに調整することで、環境に応じた高い視認性を実現します。
  • 赤、緑、青に加えシアン、マゼンタ、黄色、さらにその中間色の全12軸で個別に画像の色合い、色の濃さ、明るさのパラメータを調整できる「12軸カラーマネージメント」を搭載。コンテンツの調整をより簡単に、かつ正確に行えます。
  • ディスプレイ本体でブルーライトを最大50%低減できる「ブルーライト低減モード」を搭載。会議など長時間画面を見続ける場合の目の疲れを軽減します。*1
    *1 効果を保証するものではありません。 

2.設置スペースや用途に合わせて選べる設置柔軟性

  • 空港・駅や商業施設などで求められる長時間運用にも、耐久性の高い部品を採用することで24時間連続運転に対応します。
  • スペースや見やすさなど環境、用途に応じて、縦/横設置が選べます。また、高所への取り付け時には本体を傾け*2、より視認性を高めた設置が行えます。
    *2 傾き設置角度には制限があります。
  • 専用壁掛け金具を使えば本体を含めて奥行10㎝以下に抑えます。通路や会議室など、省スペースで、安全に配慮した設置が可能です。
  • 3台のディスプレイを並べて1枚の大型映像を表示するポートレートズームに対応。プロセッサーなどの専用機器を用いることなく、映像ソースからのコンテンツを分割し、3台のディスプレイに拡大表示することができます。

3.多様なニーズに対応するシステム拡張性

  • 拡張性を拡げるスロット規格 Intel® SDM (Smart Display Module)仕様を採用。各種インターフェースボードと組み合わせることで活用の幅を広げることが可能です。
  • DisplayPortの入力/出力端子を使ってデイジーチェーンでコンテンツを表示できます。
  • HDBaseT™ 規格をベースとした当社独自のDIGITAL LINK機能を搭載。LANケーブル1本で、外部機器と接続・連携し、省施工、コスト削減に貢献します。
  • サイネージを表示するUSBメディアプレーヤー機能を搭載。セットトップボックスやパソコンを使用せずに、簡単にデジタルサイネージを運用できます。また、内蔵メモリーにコンテンツを保存できるのでディスプレイ本体だけでサイネージ運用が可能です。
  • 会議室や教室、店舗など、複数の場所にあるディスプレイに有線LAN経由でパソコンの画面を表示するソフトウェアScreen Transferに対応。
  • 独自開発の高速バックライト制御技術によりディスプレイから「光ID」を送信するLinkRayTMに対応。スマートフォン*3搭載のイメージセンサー(カメラ)を活用し、専用アプリケーションソフトを用いて「光ID」を認識することで関連情報を表示することができます*4
    *3 OS種類やバージョン・カメラ性能などの利用条件満たしたスマートフォンに限ります。また、専用アプリケーションのインストールが必要です。
    *4 光IDシステム構築には、別途光IDライセンス(有料)の契約が必要です。