Rhizomatiks×Panasonic

Rhizomatiks × ELEVENPLAYmultiplex

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新作の一つ、『Rhizomatiks × ELEVENPLAY “multiplex”』は、 ダンスカンパニー「ELEVENPLAY」のダンサーの動きをモーションデータ化し、映像プロジェクションや動くロボティクスとともに構成したインスタレーション作品です。高さ約7メートル、全長約27メートルの空間にパナソニックのDLP®方式 SOLID SHINEレーザープロジェクター*15台使用しマッピングすることで、没入感のある空間を演出。臨場感を高めるための最適化されたレイアウト設計と高精細、かつ映像のつなぎ目が目立たないシームレスな映像表現により、最先端の映像表現を体験する事が出来ます。リアルな表現が、バーチャル空間へハイブリッドに展開され、見る者の視点を移動転換させつつ、新たな人間性について思考を巡らせます。

Voice of the Panasonic

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坂西 保昭
パナソニック コネクト株式会社
メディアエンターテインメント事業部

30メートルの広大な広い中でいかにクオリティの高いものを実現するのか。かつ、一つの絵として実現するので基本的に均一性というのが大事ですね。そこが一番難しかったところになりますね。
15台の映像をライゾマさまの方からいただいて、映像と映像と重ね合わせるんです。つなぎ合わせるんじゃなくて重ね合わせる。つなげた場合ずれてしまったらすぐ分かるので、重ね合わせる技術を使ってます。今回それを手で調整するのではなくて、カメラを使った自動調整の新しい技術を使って、15台を一斉に自動調整するということを実現させました。二人三脚しないと駄目なんですね。それによって一つの絵として、作品として実現できてるという風なイメージになります。

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Voice of the Rhizomatiks

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真鍋 大度
ライゾマティクス 主宰
株式会社アブストラクトエンジン 取締役

今回特にマルチプレックス、大型のプロジェクションの作品でご協力をいただいてますけれども、10年前にああいうことやろうと思うと、画角調整のソフトウェアだったりとか、ブレンディングのソフトウェアみたいなこととか、あれだけの数のプロジェクターに映像を創出するっていうシステムを作ったり、というプロセスがあって。ですので作品を作る場合に、半分以上そのプロセスにさかなければならなかったんですね。
ただ今回の場合はパナソニックさんのプロジェクションのシステムっていうのがあったので、この工程を大幅にカットできて僕らは作品制作に集中することができたので、そういった意味では本当に大きく助けられたなと思います。
今回あと改めて思ったのは、プロジェクションって10年前って演出装置の一つとして捉えていたところが多いと思うんですけども今でもインフラになっていて、インフラとしてのプロジェクションでそれを支える技術とツールとシステムっていうのをパナソニックさん改めて、全て持っているんだなっていうのを感じました。

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石橋 素
ライゾマティクス 主宰
株式会社アブストラクトエンジン 取締役

やっぱり調整のしやすさとかコントロールのしやすさとかはパナソニックさんのプロジェクターが一番使いやすいです。横幅30メートルくらいある会場なんですが、そこに15台使ってシームレスにつなぎ目もなく一面に出すっていうのは、なかなか調整も大変な技術なんですが、高精度に実現できているので、作品を見た時の没入感に繋がっていると思います。
特に、僕らはただ単に壁に映像を出せば良いっていう使い方というよりは、ステージ上のオブジェクトにマッピングしたりとかという、ちょっと特殊な使い方をするので、細かな調整を実現することは難しかったんですが、パナソニックさんのプロジェクターは使いやすさがあるので、お願いしました。細かな調整はパナソニックさんにかなりやっていただいていて、僕らから創出してる映像としてはブレンディングされた15ソースを出して感じて、その後はパナソニックさんの力で、かなり細かな調整をしていただいています。

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Voice of the

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長谷川祐子
本展キュレーター
金沢21世紀美術館館長

今回の展覧会のハイライト、新作なんですけれども、あのマルティプレクスっていうタイトルがついている作品でイレブンプレイさんのダンサーの人たちとのコラボレーションになっています。
見ていただくと分かるんですけれどもステージが設定してあってそこにリアルなロボットが動いてるわけなんですけれども、そこに15台のプロジェクション、非常に精度の高い、輝度の高い美しいプロジェクションがそこでプログラムされていて、1つのバーチャルの世界というかバーチャルのプログラムを活かしながらのリアルな世界を展開しています。
一方でARとして実際そこでパフォームをしたダンサーが別のところでプロジェクションで見せられている、だから今回フィジカルとバーチャルっていうものを一度に見せるって言う事が、私達が知っているバーチャルとはどういうものなのか。そしていま問題になっているそのオンラインということを体験がどこまでの可能性があって、どこまでの、ある意味で限界があるのかといったようなことを本当に豊かに見せてくださっているあの作品があります。
それは本当にパナソニックさんの技術協力がなくてはできなかった部分だと思います。

Entrance

エントランス

導入展示空間には、ライゾマティクスを象徴するオリジナルロゴとリゾーム(地下茎)をかたどった本店メインビジュアルが投影され、個展のプロローグとなっています。

Voice of the Panasonic

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坂西 保昭
パナソニック コネクト株式会社
メディアエンターテインメント事業部

エントランスの演出のポイントとなるDLP®プロジェクターと短焦点レンズ。プロジェクターは、大きく分けて「DLP®」と「液晶」の2種類あります。今回はDLP®を使っていて、DLP®っていうのは均一性も色再現性も非常に良いです。ライゾマさんには、そういった色味を再現できる機材を選択いただきました。

坂西 保昭
パナソニック コネクト株式会社
メディアエンターテインメント事業部

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Voice of the Rhizomatiks

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石橋 素
ライゾマティクス 主宰
株式会社アブストラクトエンジン 取締役

プロジェクター設置場所が限られた、かなり大きい壁面の全面に投影希望でした。
エントランスは、外光も入ってくる場所ですので、輝度も必要だしかつ短焦点で投影できて、全面に投影できるという事で、今回短焦点のレンズを使ってるんですけど、それもそのような特殊なレンズというか、場所に合わせて選択肢があったので、こういった演出が実現できました。

石橋 素
ライゾマティクス 主宰
株式会社アブストラクトエンジン 取締役

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Voice of the

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森山朋絵
メディアアートキュレーター
東京都現代美術館学芸員

会期が始まって最初の1か月弱を分析しましたところ、通常アート&テクノロジーの展覧会って男性が多いと思われがちなんですが、今回は男性と女性の比率が全く同じでした。これは素晴らしいことです。広く興味を持っていただけたんだなと実感しました。年齢層に関しても、若い人に偏りがちかなと思っていたらそんなことはなく、色々な層の方に興味を持っていただける時代が来たなと感じています。


2021年3月20日(土・祝)- 6月20日(日)
東京都現代美術館

2021年に設立15周年を迎えたrhizomatiks(ライゾマティクス)の個展が、2020年3月30日から6月20日まで、東京都現在美術館で開催されました。本展は、ライゾマティクスの美術館における初の大規模個展となり、大好評にて幕を閉じました。オンライン上にもハイブリッドに展開する新作やアーカイブを通して、絶え間なく変化する世界と同期する彼らの卓越した試みを複合的(=multiplex)に呈示するなど「メディアアート」の領域を超えた内容でした。

About ライゾマティクス

技術と表現の新しい可能性を探求し、研究開発要素の強い実験的なプロジェクトを中心に、ハード・ソフトの開発から、オペレーションまで、プロジェクトにおける全ての工程に責任を持ち、人とテクノロジーの関係について研究しながらR&Dプロジェクトや作品制作を行う。

ライゾマティクス 主宰 石橋 素より

パナソニックさんのDLP®プロジェクターの防塵性や耐久性についてですが、今回は3ヶ月という展示の中で、しかも位置とかブレンディングしたりしてるのでかなり精度が必要になるんですけど、それもリモートでずっと監視をしていただいてズレてた場合はちょっと調整していただいたりというのをやっていただいてるので、本当に僕らはそのあたりはストレスなく本当に安心して展示を続けることができていると思います。

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Panasonic

数々の大型イベントにおける映像演出を手掛けてきたパナソニックのエンジニア。そして、そのノウハウを活かして進化し続けるラインナップ豊富なプロジェクター。実績のある技術力を武器に、設計から設置までトータルサポートします。

Voice of the Rhizomatiks

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石橋 素
ライゾマティクス 主宰
株式会社アブストラクトエンジン 取締役

場所はここで決まっていて天井の高さも決まっていて壁の距離も決まってるっていう中で、まずはそのプロジェクターの設置場所のシュミレーションから始めて、かなりそれも緻密にシュミレーションしていただいて設置場所を決めていただき、その設置のサポートから投影後の細かな調整までかなりご協力いただいたおかげでとても素晴らしい展示ができたと思います。

石橋 素
ライゾマティクス 主宰
株式会社アブストラクトエンジン 取締役

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Voice of the

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森山朋絵
メディアアートキュレーター
東京都現代美術館学芸員

徹底したプロフェッショナルな実装作業と、遠隔起動実験など、展示の完成度にかける姿勢に打たれた。作家や観客にとって、それは大きな貢献であり、アート&テクノロジーのリテラシーが向上することによって、この領域を手がける文化施設が増えることは、かつてより国際的にもこの領域で評価されてきた日本にとって、非常にプラスに働く。

森山朋絵
メディアアートキュレーター
東京都現代美術館学芸員

Panasonic

プロジェクターの中には大きく分けて2種類あります。DLP®のプロジェクターと液晶プロジェクター。
今回弊社のDLP®のプロジェクター、こちら色再現が非常に良いんですね。均一性と再現性が非常に良いものを選択していただいて、それをきちんと調整するということで実現させています。
その場を実現するだけではなく、それを品質維持しないといけない。だから極力、高品質なものを維持できる空間づくりをしていきます。
今後いろんなクリエイターさんと一緒になりながら、一緒に空間作りをして、その空間をいかに高品質を維持できるのか、追及していきます。それはリモートメンテナンスと言う新たなソリューションにも繋がるんですけれども、その商品の品質だけではなく空間演出を当社の方からご提供できるようにしたいです。

1チップDLP®レーザープロジェクター
PT-RZ970JL

PT-RZ970JL

パナソニック独自のSOLID SHINEレーザーテクノロジーを搭載し、1チップDLP®方式で8,500~10,000 lm※1の高輝度と高画質を実現したRZ970シリーズ。長期間メンテナンスが不要で、24時間連続運用も可能です。博物館、劇場、コントロールルームなどへの常時設置から、展示会やイベントステージまで用途はさまざま。設置空間に応じて柔軟に対応し、映像プロフェッショナルの要求に応えます。 ※1 工場出荷時における本製品全体の平均的な値を示しており、JIS X 6911:2015 データプロジェクタの仕様書様式に則って記載しています。測定方法、測定条件については附属書Bに基づいています。

3チップDLP®レーザープロジェクター
PT-RQ22KJ

PT-RQ22KJ

高精細4K+投写をコンパクトボディで実現。フィルターレスデザインで、新しい冷却システムと密閉光学ユニットにより、20,000時間※1メンテナンスフリーでお使いいただけるのが大きな魅力です。お持ちのPT-DZ21Kシリーズのレンズ資産を共用すれば投資回収にもつながり、最小限の投資で4K化、レーザー化することが可能。4K+映像を、コンパクトボディからかつてないコストパフォーマンスで再現します。
※1 運用モード: 「ノーマル」、ダイナミックコントラスト: 「3」、IEC62087:2008ブロードキャストコンテンツ投写、温度35 ℃、海抜700 m、ほこり0.15 mg/m3環境下での光出力半減までの時間です。20,000時間を目安に、内部清掃を兼ねた点検を販売店にご依頼ください。使用環境によってメンテナンス時期が短くなる場合があります。

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4K
NFT

応募は終了しました

ライゾマティクスのNFTアートをプレゼント

パナソニック株式会社は、豊富な4Kラインアップを拡充し、1チップDLP®プロジェクターPT-FRQ50J(5,200 lm)を2022年1月より発売いたします。
緻密な映像表現で細部まで忠実に再現し、立体感と質感あふれる映像体験を届けます。パナソニックは、失敗の許されない現場で培ってきた「技術力」と「現場力」で、これからもクリエイティブな空間演出をお手伝いします。
この度、発売を記念して、ライゾマティクスのNFTアートをプレゼントするキャンペーンを実施いたします。たくさんのご応募お待ちしております!

PT-FRQ50JB

PT-FRQ50JB

PT-FRQ50JW

PT-FRQ50JW

※こちらはNFTアート作品のイメージです。

NFC art
NFC art
NFC art
NFC art

※こちらはNFTアート作品のイメージです。