求められる感染リスクの低減

新型コロナウイルスの感染拡⼤リスクを低減させるために、政府が示す3密回避の対応としてマスクの着用、発熱者に対する入場制限・隔離、空気の換気、清掃・消毒など、さまざまな提言がなされています。
オフィスや商業施設、工場、病院、介護施設をはじめとした人が集まる現場では、感染症を外部からの持ち込ませないことが必要不可欠になっています。
「体表⾯温度の検知・測定」「感染リスクが⾼い⼈の行動記録や追跡」「サイネージを利用したお知らせ」を組み合わせて、お客様のニーズに合わせたソリューションをご提案します。

ソリューション

3人スクリーニングをして体表面温度を表示

ソリューション①

非接触で体表⾯温度が⾼い⼈を検知して、入場を管理する

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マスクを装着していない人を検知し、注意喚起をする

ソリューション②

マスクを装着していない人を検知し、注意喚起をする

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発熱があった人の行動記録、事後に映像で確認する

ソリューション③

体表⾯温度の高い人やマスク非着用者を検知したときのアラートを記録する

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動画で見る「感染リスク低減支援システム」

利用シーンごとにシステムの特長と運用例を動画でご紹介します。


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サーマルカメラ機能スペック

項目 スペック
サーマル画素数 336(H)×252(V)
カメラ動作温度範囲 -40℃~+60℃(コールドブート:-30℃)
TSAの計測範囲 +23℃~+50℃(デフォルト値)
測定温度誤差 ±0.5℃
※周囲環境温度や測定距離により測定温度誤差は保証外となります。
体表面温度は計測前後の環境条件、被測定者の状態等により変動しますので、より正確な測定結果を求める場合は、別途接触式体温計で計測し、正確な体温測定を実施してください。
サーマルFOV HFOV 25°(Optionで45°、17°選択可)
VFOV 19°(Optionで32°、13°選択可)
フレームレート 9fps
可視画素数 3,072(H)×2,048(V) ※TSA表示時はVGA
可視FOV HFOV 31°(Optionで他画角選択可)
VFOV 23°(Optionで他画角選択可)
映像出力信号 Ethernet
警報装置 内蔵スピーカーによる音声通知。
拡張Boxによる接点出力も可能(別売)
画像記録 SDカード(内蔵)やNAS、NVR等(別売)へのカメラ画像記録可能
電源 PoE
基本セット カメラ(可視+サーマルの二眼)、PoEユニット、温度基準器、三脚×2、パソコン
検温 顔検出 搭載 (顔以外の熱源による誤報が少ない)
検出時間 リアルタイム(完全ウォークスルー)
温度キャリブレーション 設定不要
同時検温人数 無制限(2~3名を推奨)
使用環境 直射日光が当たらない、屋内のみ
測定距離 MXTP25ST、MXTP25STEX:カメラから、2m~5mの範囲
MXTP45ST、MXTP45STEX:カメラから、1m~3mの範囲
同時検温人数 2~3名を推奨
サムネイル表示 50件
通行者の顔・推定体温・時刻を記録します。
外部連携 ONVIFアラーム通知、接点出力

当システムにおける使用上の注意事項

  • 本装置は、表面温度を測定し、発熱疑いのある人を簡易的にシミュレーションするものであり 疾病の診断を行うものではありません。体表面温度は体温と異なります。
  • 本装置は人体がウイルスに感染しているかどうか判断する機器ではありません。
  • 体表面温度は計測前後の環境条件、被測定者の状態等により変動します。
  • 着衣部の表面温度は測定できませんので、測定エリアでは、外部から肌が見えるようにしてください。一般的に一番温度が高いのは「おでこ」です。測定時帽子を脱いでいただくことが望ましいです。
  • 本装置により発熱疑いのある人がスクリーニングされた場合は、体温計による再検温をお勧めします。

システム運用事例

アドコム・メディア株式会社様

ロゴ:アドコム・メディア株式会社

国際画像機器展2020


感染拡⼤リスク低減を支援する映像監視システムで安心安全な展示会運営を実現!


国際画像機器展2020での使用例の画像

運用のポイント

  • コロナ禍という状況下、受付での発熱者・有症状者のスクリーニングが必要
  • 3密を避けるため、受付での混雑を避けスムーズな来場を図る

展示会の企画・開催、技術情報誌「OplusE」の発行ならびに単行本の出版、技術雑誌・学会誌の広告代理、学会・協会等の事務受託、大学・研究所・学会等出版物の受託編集を行っている アドコム・メディア株式会社様では、さる2020年12月2日~4日までの期間、パシフィコ横浜にて「国際画像機器展2020」を主催され、受付での発熱者・有症状者のスクリーニング実施の為、i-PROの「感染症の拡大防止対策を支援する映像監視システム」を活用頂き、お客様のスムーズな来場運営を実施された。

展示会ではじめて使用した本システムに関して、活用効果や需要について、イベント担当の内野義昭様にお話しを伺った。




受付での発熱者やマスク非着用者のスクリーニングをスムーズに実現!

- 当システムを使用された感想を教えてください。

内野氏  初日は初めて導入したウォークスルータイプの検知システムに多少の戸惑いもありました。しかしながら御社製品は検知精度が高く、また、発熱者・マスク非着用者アラートも視認性に優れており、結果的にはとてもスムーズな入場管理が出来たと思います。それから開催前には、入場時に検査待ちの為の行列が出来てしまうのではないかと心配をしていましたが、御社システムは検知速度が速く、十分にソーシャルディスタンスの確保が出来ました。本当に助かりました。

- 今回のシステム運用で、何か改善点があれば教えてください。

内野氏  ウォークスルー検知がこれほどの速さと精度で行えるのであれば、検知結果を表示するモニターを来場者の視覚に入りやすい出来るだけ正面側に設置することで、もっとわかりやすく結果を訴求することが出来たのではないかと思います。


多様な場所での活用に期待

- 本システムの運用につき、今後どのような場所で需要の可能性があるか、ご意見あればお聞かせください。

内野氏  ウォークスルー検知に加え、今回は行いませんでしたが撮影・アーカイブ機能などもあり、展示会やライブ会場、その他イベントでは勿論、無人店舗(入店前チェック)での使用など、活躍の場はとても広いと感じました。
今後オリンピックなども開催されるとなると、益々必要になるシステムだと思います。




お客様ご紹介

写真:イベントご担当者、内野義昭様
会社名 アドコム・メディア株式会社
所在地 〒169-0073 東京都新宿区百人町2-21-27
事業内容

展示会の企画・開催

技術情報誌「OplusE」の発行ならびに単行本の出版、技術雑誌・学会誌の広告代理、学会・協会等の事務受託、大学・研究所・学会等出版物の受託編集

電話 03-3367-0571
ホームページ https://www.adcom-media.co.jp/

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